2013年9月6日金曜日

バブルガムポップとしてのアニソン9曲+1

「恋愛サーキュレーション」を聴きながら、アニメ評論家の藤津亮太さんが選曲も担当したラジオ番組『カウントダウン☆アニメロボット』の解説( http://blog.livedoor.jp/personap21/archives/65725688.html )を読んでいて、ふと「バブルガムポップとしてのアニソン」という概念を思いついた。
「バブルガムポップ」といっても、人によって思い浮かべるイメージはさまざまだけれど、

1)まずその作品(アニメ)がなければ存在しなかった曲であること。
2)職業作家が作・編曲を手がけていて、歌い手と分離していること。
3)劇中のキャラクターないし声優が歌っていること。

あたりが条件になるだろうか。 そんなわけで、You TubeとWikipediaをぶらぶらしながら、思いついた10曲を並べてみた(なんとなく00年代前半を中心に選んでみた)。

・Neko Mimi Mode(月詠 -MOON PHASE-/OP)'04
「恋愛サーキュレーション」がきっかけだったので、まずはこの曲。今聴いてもすごいと思う。

 ・少女Q(ぱにぽにだっしゅ!/OP)'05
新房監督作品ということで「ぱにぽにだっしゅ!」からこの曲。ほかのOP曲もいいんだけど、吉成作画が堪能できるので、これをチョイス。

・Harmonies*(くじびきアンバランス/ED)'06
劇中キャラが歌うエンディングというのに、個人的に弱い。野中藍の素晴らしさは言うまでもないが、小清水亜美もいい。

・虹色の宝物(まりんとメラン/ED)'00
同じく、キャラソンED。本編がすさまじく暗い作品なので、このエンディングの素晴らしさが一層際立つ。

・夢の中へ(彼氏彼女の事情/ED)'98
キャラソンEDでデュエット。という流れで思いだしたのがコレ。言わずと知れた、井上陽水の名曲をカバー。EDでこれがかかると、やっぱりグッと来る。

・アイスキャンディー(かみちゅ!/ED)'05
正確に言うと、キャラソンではないのだけれど、いいものはいい。

・Confidence(R.O.D -THE TV-/ED)'03
舛成監督作品ということでコレも。歌っているのが、本編後半に出てくる三浦理恵子(読子役)というあたりの、ひねり方もいい。このエンディングも、観るたびグッと来てしまう。

・風まかせ2(風まかせ 月影蘭/ED)'00
オープニングではなく、エンディングの方を。「R.O.D」と同じく、登場人物の声を当てている俳優さんが歌っているパターンで、安原麗子のスキャットがなんとも艶っぽい。 (本編の第1話は、ここから観ることができる → http://www.youtube.com/watch?v=mAXgvW90q4w  )。

・ヴィーナスと小さな神様(NieA_7/ED)'00
僕が最も偏愛するアニソンのひとつ。これを歌ってる山本麻里安が、本編でも声をやってると思いこんでたことに、今気づいた……。OPのSIONとのコントラストも素晴らしい。


(番外編)
・For フルーツバスケット(フルーツバスケット/OP)'01
「バブルガム」とは到底言えない(2と3の条件を満たしていない)けど、「フルーツバスケット」という作品と見事に共鳴した名曲だと思う。 

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